DAY 1

2013 年11 月29 日(金)に、JAT 医薬関連分科会のメンバー10 名で、大阪の田辺三菱製薬株式会社加島事業所を訪問しました。現地では、田辺三菱製薬の子会社であり、承認申請資料などの翻訳を担当している田辺R&D サービス文献情報部のみなさんに対応していただきました。

自己紹介の後、田辺三菱製薬と田辺R&D サービスの概要、さらには文献情報部と翻訳業務についてご紹介いただきました。

質疑応答と意見交換の後、2 班に分かれて、開発分析部機器分析室と資料館を交互に見学しました。開発分析部では、名称や手順をよく目にするものの、実物は見たことのないIR、HPLC などの分析機器を見学し、溶出試験器では、パドルが実際に回転している様子も見ることができました。

史料館では、1678 年創業の田辺製薬の300 年を超える歴史の一端を垣間見ることができました。

図書館の見学の後、ロイヤルルームに戻り、アスパラドリンクをいただいた後、分析機器や薬物動態について講義をしていただきました。

3 時間以上にわたる見学ツアーはたいへん中身の濃いものとなりました。今後もJAT としてこのような企画を行っていければと思います。

JATPHARMA 実行委員

丸岡英明

 

DAY 2

11 月30 日(土)、JATPHRMA は初めて大阪でセミナーを開催しました。参加者は55 名。関西以外にも関東、九州からの参加者も多数いらっしゃり、活発なネットワーキングも行われました。

国内CRO の大手、シミック株式会社より執行役員 コンサルティング事業本部本部長の棚瀬 敦様をお招きし、「治験の国際化とCRO の役割~環境変化に耐えうるプロの翻訳者に求められるもの~」(スライド)というテーマでご講演いただきました。

まずは日本政府の成長戦略と医薬業界の現状について包括的なお話があり、アカデミアの存在意義が高まり産官学連携が進むこと、臨床開発、国際共同治験などの活発化により翻訳業務が増加するというご意見をいただきました。さらにこの流れの中でCRO は、医薬品・医療機器を製品化の全ての業務をカバーできる唯一の存在となっているが、日本のCRO、製造業の課題として英語力のある人材が不足している点を指摘されました。

後半はCRO が翻訳者に求めることを具体的にご提示いただきました。最後のQ&A では、棚瀬様から「ぜひ提案をして欲しい」という呼びかけをいただき、参加者との活発な意見交換を行いました。

治験の国際化とCRO の役割~環境変化に耐えうるプロの翻訳者に求められるもの~

JATPHARMA 実行委員
上林香織