2018年に理事に就任し、今年度(2022年)で任期満了となります。4年間で、法務、書記、JTFリエゾン、雑誌「通訳翻訳ジャーナル」を発行するイカロス社とのリエゾンなどを主に担当しました。法務業務は毎年の総会準備やそれに伴う手続き、選挙委員会の運営、理事長交代時の手続き、理事変更時の手続き、定款等変更時の手続き等を行います。書記業務は、1年に2回行われる理事会での議事録の作成や名刺の発注などを主に担当します。リエゾン業務は、主に外部団体・会社との窓口係です。これらの業務は単独で行うものもあれば、チーム制を組んで複数のメンバーと共同で行い、問題が発生した場合は他の理事とも相談しているので、ひとりで抱え込むことはありません。
理事になってよかったことは、やはり世界中の同業者との繋がりを得られたことでしょうか。私の専門は医学・医薬翻訳ですが、専門以外の翻訳者さんたちとも出会うことができたことがなによりも最大の財産です。また、普段なら接点をもつ機会のない外部会社の方ともお話する機会をもつことができたことは新鮮な経験となりました。
もうひとつ挙げるとするならば、法務担当として、現在、NPO法人の運営に欠かせない業務を行っているので、NPO法人運営を実際に行いながら学ぶことができ大変貴重な経験となりました。この経験は将来、なんらかの役に立つのではないかと思っています。
小泉志保