日付:
2017年4月23日
時間:
2:00 午後 - 5:00 午後
場所:
TKP京都四条烏丸カンファレンスセンター カンファレンスルーム 2A http://www.kashikaigishitsu.net/facilitys/cc-kyoto-shijokarasuma/access/

開催日: 2017年4月23日(日)

時間: 2:30 - 5:00 PM (開場、ネットワーキング 2:00PM -)

会場: TKP京都四条烏丸カンファレンスセンター カンファレンスルーム 2A

アクセス: http://www.kashikaigishitsu.net/facilitys/cc-kyoto-shijokarasuma/access/

京都府京都市下京区仏光寺通室町東入釘隠町247番コーエーレオ

参加費: SWETまたはJAT会員…1000円、会員ではない方…2,000円

予約および問い合わせ(日本語可): kat(at)jat.org

講演後に夕食会を予定しています。出席希望の方は、その旨明記してください。

トピック: 「映画界での冒険」

ニューウェーブ、社会風刺、痛烈な描写やアニメーションなど、日本のさまざまな映画の製作者と30年に渡って仕事をしてきたBeth Caryが、日本の映像を海外に紹介してきた経験をお話しします。原作、インタビュー、プレス資料の翻訳、インタビュー、上映、リサーチ、ビジネス会議の際の通訳、日本の映画やアニメーションに関する概要の編集といった仕事の裏側についても語られます。彼女はこれまでに、篠田正浩、伊丹十三、是枝裕和、宮崎駿、高畑勲などの監督と仕事をしてきました。その結果、「オスカー・ウィーク」のアニメーション映画イベントにおいて、オスカー候補者となったスタジオジブリ映画製作者の通訳を4年連続で務めました。映画製作者が海外の観客に芸術的意図を伝える際にサポートするうえで、映画の背景にある思考プロセスを検討することがきわめて重要だと、彼女は考えています。

講演者プロフィール:

Beth Cary(ベス・ケーリ)

通訳、翻訳業。京都で生まれ育ち、現在はサン・フランシスコのベイエリアを拠点とする。宮崎駿、高畑勲、鈴木敏郎など、数多くの日本人映画製作者の通訳を務めてきた。宮崎駿のエッセイやインタビューを収録した大作2冊「出発点:1979-1996」「折り返し点:1997-2008」をFrederik Schodt(フレデリック・ショット)と共訳。彼女が編集した作品には、Stone Bridge Press books のAnime Encyclopedia 2および3(Jonathan Clements、Helen McCarthy著)、サムライ映画に関するPatrick Gallowayの著作2冊、A Critical Handbook of Japanese Film Directors(Alexander Jacoby著)、The Midnight Eye Guide to New Japanese Film(Tom Mes、Jasper Sharp著)などがある。