タイトル:どれくらい難しいのでしょうか?自分のCATツールを作る
講師:リチャード・ウォーカー
概要:
コンピューター支援翻訳(CAT)ツールは新しいものではありません。そして、適切に製作され、使用されれば、生産性と品質のいずれにも大きく貢献する可能性があります。しかし、市販のCATソフトウェアの大半は残念な点が多く、その主な理由の1つに、CATプログラムが事実上どんな言語の組み合わせにも対応可能な点を売りにしていることが挙げられます。
私は、これは間違ったアプローチだと思っています。具体的な言語の具体的な問題への対処法をCATが理解していない限り、CATが実際に役立つようにはなりません。ですから、プログラミングの知識はごくわずかでしたが、私は自問しました。「どうしてそうなるの?」そして自分のCATツールを作り始めました。
それは簡単ではありませんが、不可能でもありませんでした。このプレゼンテーションでは、特に私が日英翻訳のために構築し、改良したツールの種類、自動化と生産性に対する考え方とアプローチ、単調な作業をなくしていく方法、翻訳プロセスをコントロールし、私のようにコードの書き方をほぼ知らなくてもツールを製作し始めてみることについてお話しします。一体どれくらい難しいのでしょうか?
講師プロフィール:
横浜にある有限会社プラクシスのオーナー兼唯一の従業員。プロの翻訳者として28年の経験を持つ。専門は金融、法律、ビジネス。今年Taschen社より刊行された、ファッション・デザイナー三宅一生氏のキャリアを回顧する『Issey Miyake 三宅一生』の英訳を手掛けた。また、コンピューターもたしなむ。
開催日:2016年11月19日(土)
時間: 14:00〜17:00
開場: 13:30 開演:14:00
会場: 国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟 教室510
所在地: 〒151-0052 東京都渋谷区代々木神園町3-1
参加費:JAT会員・・・1,000円 / 非会員・・・3,000円(事前申込不要)
交流会: 17:00~19:00(事前予約が推奨されます。セミナー受付にて現金でお支払ください)
会場:カフェ・フレンズ(NYC内 センター棟 2階)
交流会費用:1名2,500円(食事と飲物)
チケットは販売中です!