日付:
2017年3月11日
時間:
2:00 pm - 5:30 pm
場所:
清泉女子大学、教室:132号室および133号室

14:00〜15:30
TAC セッション

 

ISO17100翻訳サービス提供者認証制度について

講師:植木 秀明


一般財団法人日本規格協会 サービス認証グループ 翻訳サービス認証課長
日本規格協会に入職後、出版、規格作成、教育研修、審査など標準化に関わる様々な業務に従事。
翻訳サービス認証の立ち上げWGに関わり、現在同サービスの認証を行う部署の管理者及び自身も審査を行っている。他にISO9001主任審査員など。

概要:
ISO17100は、2015年5月に発行された翻訳サービスの品質及び引渡しに直接影響を及ぼす翻訳プロセスのあらゆる側面に対する要求事項を規定した国際規格です。
翻訳サービスに必要な、コアプロセスの管理、翻訳者等の資格・力量に関する最低限の要求事項、資源の可用性及び管理、その処置について翻訳サービス提供者(TSP:Translation Service Provider)を対象に規定しています。
制度や規格については色々情報が他でも出ていますので、それに加えて審査前からどのような手順で進んでいくのか、実際の例を挙げながら説明をさせて頂きます。

 

ISO17100規格に基づく翻訳者登録制度の開始について

講師:塚本 裕昭

日本鋼管株式会社(企業統合でJFEスチール株式会社)で厚鋼板の研究、品質管理、開発推進、技術サービスに従事
2005年より(一財)日本規格協会審査登録事業部で品質、環境等のマネジメントシステム認証の審査計画・登録の業務に従事
2011年より(一財)日本規格協会マネジメントシステム審査員評価登録センターでマネジメントシステム審査員を評価・登録する業務に従事
現在(一財)日本規格協会翻訳者評価登録センター専門職

概要:
ISO 17100規格はTSP(翻訳サービス提供者)に対する要求事項ですが、この規格の中で、翻訳者が専門的力量(翻訳における言語・テキスト形成、調査・情報取得、技術等に関する力量)とQualification(教育経験と専業翻訳者としての翻訳経験の組合せ)を有することがTSPに求められています。日本規格協会として、複数の翻訳業界団体のご支援を受けて、2017年4月より、ISO17100規格を反映し、第三者である要員認証機関が評価する翻訳者登録制度をスタートさせます。資格取得のためには、基本的には登録された検定試験合格と教育経験及び/又は翻訳経験が求められます。本講演において制度立上げの背景、翻訳者登録制度の資格取得の要件、資格更新の要件等について説明いたします。第三者評価による翻訳者登録制度は翻訳者、TSP及びクライアントにとって大いにメリットがあると期待できます。


15:30〜17:20
※ JATINTセッションAとBは同じ時間帯に、別々の教室で開催いたします。

休憩時間後の15時50分から、通訳分科会(JATINT)が2セッションを開催します。通訳に関する最初のISO国際規格が『ISO13611:2014コミュニティ通訳に関するガイドライン』がすでに発行されているのはご存知ですか。平成28年度第3回JATINTミーティングはISO国際規格が発行されているコミュニティ通訳の分野で著名な講演者お二人にそれぞれ医療通訳、多言語コールセンターに関するセッションをご担当いただきます。

JATINT セッション A
TOKYO2020とその先を見据えた多言語対応

講師:吉川 健一


株式会社ブリックス 代表取締役社長
商社在籍中に世界各国との貿易に従事した経験を生かし、2008年より多言語コンタクトセンターの運営に深く携わり、日本に滞在する外国人をサポートすることに従事、遠隔型通訳の社会普及に努めてまいりました。2011年度より、あいち医療通訳システム構築に深く携わり、2013年度、経済産業省MEJ医療通訳検討ワーキンググループメンバーとして、医療通訳の実情や資格制度について取り組みました。2014年度より、総務省グローバルコミュニケーション計画のメンバーとして、音声翻訳に加えて人間による通訳で補完する仕組みづくりに注力しております。2014年6月、代表取締役社長就任以降、幅広い分野で通訳産業の育成に取り組んでいます。

経歴
1992年 明治大学商学部卒業
2010年 株式会社ブリックス 設立 多言語コンタクトセンター執行役員 事業部長 就任
2014年 株式会社ブリックス 代表取締役社長 就任

概要:
日本における言語変換する手法は、近年ICT技術の進化などにより多様化している。私たち通訳業界は、益々高まる多言語対応のニーズと、2020年とその先を見据えた日本のさらなるグローバル化を実現するために、これまで以上に言語変換の量と質の問題に対処していかなければならない。
それは、これまで活躍してきた人的リソースによる通訳ニーズがより一層増えていくことを意味するとともに、進化し続ける科学技術やコミュニケーション手法をとりいれ、通訳業界全体として進化していく必要があるのではないか?そうすることで、通訳者の力で民間外交を発展させ、『人と人の心をつなぎ』様々なフリクションの解決につなげていきたい。


15:30〜17:20
※ JATINTセッションAとBは同じ時間帯に、別々の教室で開催いたします。

JATINT セッション B
英語医療通訳セミナー

講師:押味 貴之


国際医療福祉大学 総合教育センター 准教授
日本医学英語教育学会理事
「医療英語」「医療通訳」「外国人医療」をキーワードに教育・啓蒙活動に携わる。日本大学、慶応義塾大学、東京女子医科大学、千葉大学、北海道大学、岐阜大学、金沢医科大学、島根大学など数多くの医学部で医学英語教育を実践する。2016年12月より現職。2017年4月に開学する国際医療福祉大学医学部では医学教育総括センターにて新医学部の医学英語教育全般を統括する他、同大学大学院で開講する「医療通訳・国際医療マネジメント分野」も担当する。
立命館大学国際関係学部、旭川医科大学医学部、Macquarie大学大学院翻訳・通訳学科卒

概要:

2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会開催を控え、日本でも質の高い医療通訳サービスが求められています。この90分のセミナーでは、下記の3点に着目し、英語医療通訳技術を楽しく学びます。
1. 医療通訳に必要な事前の準備
2. 問診票のサイトトランススレーション
3. セッションマネジメントスキル
医療通訳初心者の方から、ベテランの方まで、どんな方にも新しい学びと発見がある参加型のセミナーです。英語医療通訳に興味のある方、医療英語に興味のある方の参加をお待ちしています。

 


開催日:2017年3月11日(土)
時間: 14:00〜17:20
開場: 13:30 開演:14:00
会場: 清泉女子大学、教室:132号室および133号室
http://www.seisen-u.ac.jp/access/index.php
所在地: 東京都品川区東五反田3−16−21
参加費:JAT会員・・・1,000円 / 非会員・・・3,000円(事前申込不要)

交流会: 17:30〜19:30
会場:セミナー会場(清泉女子大学)
交流会費用:1名2,500円(食事と飲物)

問い合わせ先: tac@jat.org  または  jatinterp@jat.org