JATLAWは、2021年4月17日(土)に、グウェン・クレイトンさんとキャシー・エベーストさんををパネリストとするパネルディスカッションを開催します。キャロル・ローソンさんが司会を務めます。パネリストは、現在及び今後のパンデミックをサバイブするための戦略について議論します。視聴者の参加も歓迎され、奨励されます。
このZoomミーティングは、録音・録画されません。
使用アプリ:
登録する際には、必ず電子メールアドレスを記載するようにしてください。このセミナーはZoomで行われます(Zoom Client for Meetingsをダウンロードしておいてください)。JATLAWは、4月●日に●日にJATLAWからご連絡がなかった場合には、JATLAW運営委員会にご連絡してください。
JATLAWは、4月15日に、電子メールで、Zoomミーティングの詳細を登録者にご連絡いたします。電子メール記載の指示に従い、予定された日時にZoomにアクセスしてください。15日にJATLAWからご連絡がなかった場合には、JATLAW運営委員会にご連絡してください。
セミナー参加のお申込みは4月14日(水)15:00までです。
JAT会員:1000円
JAT会員ではない方:3000円
グウェン・クレイトンさん
日本語(及びドイツ語)から英語に翻訳をするフリーランスとして活動しています。大学卒業後に、事務弁護士(ソリシタ)となり、法律事務所やインハウスとしてロンドン、東京及びスイスのチューリッヒで働いた後、2008年にフリーランスに転向しました。主に法務翻訳やビジネス翻訳をやっていますが、美術や蝶に関する論文や本なども手掛けています。顧客には銀行や法律事務所、国立の博物館や政府機関、また学術研究者、公益法人、翻訳会社などがあります。
翻訳業務の傍ら、公共サービスの通訳のディプロマプログラム(DPSI)を、ロンドン・メトロポリタン大学で教えており、定期的に日本語の法務翻訳についてもセミナーを行っています。昨年のロックダウン期間にはドイツ語向上のためゲーテ・インスティテュートのドイツ文学のコースを受講し、2月に英国通訳翻訳協会(ITI)の会員向けドイツ語検定を受けて合格しました(日本語のMITIは2014年に取得済み)。
コロナ禍において、Zoomや類似のテクノロジーによってもたらされた新しい様式のネットワーキングの機会の恩恵を存分に受け、昨年は私が行うDPSIの講義もオンラインで行いました。ITIの日本語翻訳者ネットワークであるJ-Netにおいては、日本食の作り方について情報交換したり、オンラインで日本語の本を読むブッククラブを開催したり、もちろん、より専門的な研究会を行ったりもしました。国際交流基金のバイリンガル弁論クラブのイベントも楽しみましたし、新たに2つのメンタープログラムにも参加し、また、オックスフォード大学の日本の卒業生のためのオンラインによるキャリア構築ネットワーキング・イベントの開催のお手伝いもしました。現在はロンドンを拠点に活動しています。
キャシー・エベーストさん
英国出身。大学で日本語と経営学を勉強しました。1998年に卒業後、来日しました。大分県、石垣(沖縄県)、大阪府、香港及び東京都で暮らしたことがあります。2001年にフリーランスを開始し、2008年に法人化しました。主に法務翻訳やビジネス翻訳をしています。顧客には法律事務所、企業法務部、翻訳会社などがあります。翻訳学校で、法務翻訳をテーマにした一日セミナーを教える機会も時折あります。
パンデミック以前から翻訳業界には変化がありました。たとえば、翻訳の発注者や翻訳の読者が、機械翻訳にこれまで以上に関心を寄せるようになってきています。異業種交流会では、機械翻訳のデメリットについて説明せざるを得ない状況に頻繁に遭いました。
パンデミックは多くの困難をもたらした一方で、世界がオンラインに移行するに伴い、自身を振り返るよい機会にもなりました。今後、パンデミックがより頻繁に発生するとも噂されています。私のこれまでの学び、特にこの12か月間の学びに基づき、このパンデミックをどう乗り越え、今後起こりうるパンデミックにどう備えるのか、仕事とプライベートの両面からアイディアを共有したいと思います。