日付:
2012年9月8日
時間:
2:00 午後 - 5:00 午後

講師:リン・E・リッグス

開催日:2012年9月8日(土)

時間:14:00~17:00

会場:フォーラムエイト

所在地:東京都渋谷区道玄坂2-10-17(渋谷駅徒歩5分)

電話番号: 03-3780-0008

参加費:JAT会員・・・無料 / 非会員・・・1,000円(事前登録不要)

交流会:5時15分から

場所:The Aldgate British Pub

交流会参加費用:2, 000円(飲み物別料金)

JAT 会員の皆様へお願い:今回の月例セミナーでは、9月3日(月)までに、交流会参加のご登録をお願いします。

JAT会員で今回の交流会への参加を希望される方は、9月3日(月)までに、下の「send an RSVP」ボタンをクリックし、交流会参加のご登録をお願いします。今回の月例セミナーは非常に人気が集まることが予想されますので、交流会の準備の関係上、交流会参加希望者の人数を事前に把握しておきたいと思います。交流会参加のご登録をいただいたにもかかわらず、交流会に当日ご参加いただけない場合でも、交流会の参加費をお支払いいただく必要はありません。

注:交流会参加登録機能をご利用いただくには、JAT会員としてJATサイトにログインしておく必要があります。交流会参加の最終的な確認は、月例セミナーの受付時にさせていただきます。

問い合わせ [email protected]

翻訳における文章スキル

素訳にうまく手を入れることによって、翻訳の出来栄えは大きく変わります。逐語訳に近かった訳文が、相手の心や頭に力強く伝わる生きた英語となります。では翻訳者は、自分のスキルを磨くために何をすればよいのでしょうか?冒頭では、インタビュー形式で、ベテランの翻訳者/校閲者であるリン・リッグスさんに、よい文章を書くスキルや推敲のスキルによって日英翻訳の質がどれだけ向上するか、ご自身はどのように翻訳作業を進めているか、いかにして「本当の訳」をクライアントに提示し承認を得るか、どのように翻訳のコラボレーションを行うかなど、プロの翻訳者としての様々な対処法について、実用的なヒントや実例を交えながらお答えいただきます。

セミナーの後半は、推敲や文章を書くスキルの実践的な実演になります。参加者の皆さんに短い訳文を事前に提出していただき、リッグスさんに推敲してもらい、これをベースにディスカッションを進めます。提出いただいた訳文はすべて匿名とさせていただきます。原文で400文字未満の文章の訳文(技術的なものではない一般的な内容のものが望ましい)を、原文と一緒に提出してください。提出は、MSWord またはプレーンテキストでお願いします。多くの訳文が提出された場合には、幅広い議論が可能な内容のものを、リンさんが厳選します。8月25日までに、[email protected] までお送りください。

講演者

リン・E・リッグス氏

東京在住の翻訳者・校閲者。武智学氏とともに設立した翻訳会社、人文社会科学翻訳センターにて主にノンフィクション作品を翻訳。作品は、ジャパン・クオータリー、ジャパニーズ・ブック・ニュースなどの定期刊行物、日建ジャーナル、芸術作品のカタログ、書籍などに掲載。主な業績については、www.cichonyaku.com を参照。1997年から2009年まで、モニュメンタ・ニポニカのマネジング・エディターを務める。2000年より、国際基督教大学で日英翻訳を教授。作家・編集者・翻訳者協会(SWET)の設立メンバーとして、2004年から2012年までSWETニュースレターの編集に携わる。