2007年7月27日
日英コンテストと日英コンテストの最終候補作が決まりました。
最終審査結果は2月14日に発表いたします。
お問い合わせは
[email protected]にお願いいたします。
日本翻訳者協会(JAT)はこの度、優秀な新人実務翻訳者の発掘と奨励を目的とした第4回JAT新人翻訳者コンテストを開催いたします。
日本翻訳者協会(JAT)は、翻訳者の翻訳技能の向上や、翻訳という仕事への理解を深めることを目的として設立された団体です。主に日本語・英語間の実務翻訳に従事する個人翻訳者および通訳者を会員としており、現在の会員数は約450名です。以下、コンテストの概要についてご説明します。
第4回JAT新人翻訳者コンテスト
- 主催: 特定非営利活動法人 日本翻訳者協会(JAT)
- 目的: 優秀な新人実務翻訳者の発掘と奨励
- 応募資格: 実務翻訳(放送・映像翻訳も含む)経験3年未満の方(JAT会員・非会員は問いません。過去のコンテストに応募した方も入賞者以外は応募可とします。)
- 応募部門: 日英翻訳部門、英日翻訳部門
- 応募料: なし
- 各賞:
第1位 日英・英日の各部門1名
副賞として2008年4月12日(土)〜13日(日)に沖縄県で開催予定のIJET-19参加費、
往復航空券、3日分の現地宿泊費、およびJAT年会費1年分無料
第2位 日英・英日の各部門1名
副賞としてJAT年会費1年分無料
出題・審査員
- 英日部門: 小河原順子、佐藤綾子、石原ゆかり
- 日英部門: マルコム・ジェームス、スティヴェン・ヴェンティ、ケン・ワグナー
開催スケジュール
- 2007年10月15日 JATウェブサイトに日英・英日両部門の課題文を掲載
- 2007年11月30日 24:00(日本時間) 訳文提出締切
- 2008年1月18日 最終候補作5件をウェブサイトで発表
- 2008年2月14日 JATウェブサイトにて受賞者の発表(受賞者には直接連絡)
- 2008年4月 受賞者をIJET-19に招待
■応募について
課題文について
課題文は、一般的な読者を対象とした内容のものです。課題文の上に記載した指示をよく読んだ上で、翻訳してください。過去のコンテストの課題文については、
過去のコンテストのページをご覧下さい。
日英コンテストの原文をダウンロード
英日コンテストの原文をダウンロード
訳文の提出方法
JAT新人翻訳コンテスト 応募フォーム
- 応募者は、上記の応募フォームを記入し、訳文を添付して送信してください。ファイル形式はMS Wordファイルまたはテキストファイルのみとします。
- 訳文ファイルには応募者の名前やコメントなどを書かないでください(つまり訳文のみ)。
- 訳文のファイル名は次のようにしてください(ファイル名は必ず半角英数で記入してください)。
CONTEST J your name (例: CONTEST J Roger Federer)
- 提出後、こちらから確認のためのメールを返送します。hotmail などの無料のWebメール(フリーメール)をお使いの場合、メールが届かないことがありますのでご注意ください(迷惑メールフォルダをご確認ください)。
- 応募はお一人1部門につき1回に限ります(応募期間中、一人で2回以上応募することは認められません)。
著作権
- 提出された翻訳文はJATの所有となり、応募者には返却されません。
- 翻訳文の著作権はすべて主催者であるJATに帰属します。
- JATは、受賞者の名前、受賞対象の翻訳文、写真や画像、参考情報をJATのウェブサイト、メーリングリスト、電子・印刷出版物等に掲載するすべての権利を有します。
審査
- 出題者の作成する審査基準に則って、審査会が第一次審査、第二次審査と最終審査を行います。最終審査に残った5件の候補作については、2008年1月18日にID番号と訳文がJATウェブサイトで公開されます。
- 審査員の決定は最終的なものとします。結果についての問い合わせや異議申し立てはできませんので、あらかじめご了承ください。
各賞の内容
第1位の受賞者に対してJATは以下を支払います。
- 居住地からIJET開催地までの往復航空券(エコノミークラス、最短ルート)
- 鉄道運賃(グリーン車、一等車、寝台車は除く)
- 自家用車を使用する場合は、移動に要したガソリン代および駐車料金
- IJETの開催地またはその最寄りのホテルの宿泊代(3泊分、スタンダードルーム)
- 支払いのためには領収書が必要となります。
- 詳細については、受賞者と個別に相談の上、決定します。
失格
以下の場合は、失格となります。
- 申請不備(応募フォームの記入事項もれ、ファイルの名称が間違っているなど)
- 提出期限後の提出
- 他人の名前によって応募した、または応募者以外の人が翻訳したことが判明した場合
- 記載事項に虚偽の記入をした場合、またその他の不正があった場合
お問い合わせは
[email protected] にお願いします。
記事全文
2007年7月25日
はじめに
これは日本翻訳者協会(JAT)のメーリングリストに関する公式規則です(JAT規約細則の第9節も合わせて参照してください)。また、メーリングリストへのアクセス方法や、ご自分のアカウントの管理、英語ならびに日本語でのメールの送受信などの詳細情報については、FAQを参照してください。
まえがき:JATメーリングリストとは?
JATメーリングリストは、日本翻訳者協会(JAT)が提供する公式のメーリングリストです。JATの年会費を払った正規の会員だけが利用できるサービスで、一般の人は参加できません。
1. JATリストの目的
JAT-List
JAT-ListはJAT会員全員を対象としたメインのメーリングリストで、言語、テクノロジー、翻訳業界のトレンド、ハウツー等、翻訳や通訳に関する様々な問題の検討や情報の交換を主な目的としています。
JATの組織のあり方や運営方法に関するメッセージはJAT-Listでの議論には適していません。これまでに、こうした議論のやりとりに不平を訴えた会員も多く、中にはそのためにメーリングリストから名前を解除した会員もいます。
2. 適切なメールの形態
唯一の制限事項としてお願いしたいことは、JAT-Listでは和英翻訳に関する話題に限定していただきたいということです。JATメーリングリストでの議論に直接関係しているのでない限り、他のリストやUsenetニュースグループの情報をJATのリストに同時に投稿することは避けてください。このメーリングリストは言語を主旨としたものですから、粗野な言葉遣い自体がテーマになることもあります。その場合でも、礼儀正しく配慮しながら議論を進めるように心がけています。
「真実かつ公正」であれば何を議論してもかまいません。つまり、「某企業はこれまで支払いが遅く、滞りがちだ」とは言えても、「某企業ほど支払の悪い会社はない」とは言えません。
2.1. 翻訳会社の品定め (JAT-list)
翻訳会社の品定め(an agency check)をメールに掲載する際、できる限り具体的で詳細な情報を提示してください。その理由は以下の通りです。
- 翻訳会社には、よく似た紛らわしい名前がたくさんあるので、どの翻訳会社であるかを特定する必要があります。
- 悪評が出て姿を消し、別の名前で登場する翻訳会社もあります。電話番号や担当者名が分かれば、素顔を見破ることができます。
こうした問い合わせに答える側も「真実かつ公正」な姿勢を忘れないでください。あくまで自分の経験したことや確実な根拠に基づいて意見を述べてください。対象となる翻訳会社と仕事をしているJAT会員がいる可能性もあるからです。
2.2.本名(フルネーム)を名乗る
メッセージを送信する際は、JAT会員として登録した正式な氏名(フルネーム)を各メッセージの最後に明記してください。
3. 不適切なメールの形態
3.1. 会社名で載せない
JATリストはJAT会員専用で、個人しか参加できません。翻訳会社など企業で働いている人でも、会社名ではなく、個人名でリストに参加してください。
3.2 個人攻撃をしない
議論はおおいに結構です。活発に議論が展開されることは、JATリストの健全さの証明でもあります。しかし、議論が個人攻撃に発展しないように注意してください。他の会員の発言内容に対する批判はかまいませんが、発言者の人格を非難することは慎んでください。どうしても避けられない場合は、JATリストではなく、当事者同士の個人メールでお願いします。
3.3. JAT会員以外の人に投稿させない
JAT会員の中には、家族や同僚とコンピュータを共有している人もいるでしょう。しかし、JATリストに投稿できるのは、JAT会員だけです。
3.4. JAT規約細則第9節の規定を遵守する
4. メッセージ内容の責任と管理
JATリストは事前検閲(moderated)されておらず、個々の投稿内容は、JATリストの会員に配信する前にチェックされるわけではありません。検閲担当者(moderators)は配信された後でメッセージを読みますが、個々の投稿の内容については一切責任を負いません。JATリスト管理者が全リスト購読者に対して「真実かつ公正」なメッセージを投稿するように通達してあったにもかかわらず、個人の名誉毀損にかかわる発言が行われた場合、その責任はその発言者が負うものとします。JATリスト管理者の責任の範囲は、名誉毀損に関わるような事態が生じないように、この注意をリスト参加者全員に対して勧告することであり、それでJATリスト管理者は「その役目を果たした」と解されます。各投稿メッセージの末尾には各会員の責任に関する注意事項が追記されるようになっています。
5. メーリングリストの規則
JAT規約細則ならびにこの「使用上の注意」の規定は全JATリストに適用されます。違反者は一時的に投稿権を失う場合があります。その期間は違反の回数により次のように定められています。
初回の違反:2日〜1週間
2回目の違反:1週間〜1ヶ月
3回目の違反:理事会により、違反会員の会員権が再考されます。
上記の罰則について
罰則の程度については、リスト管理者の判断に委ねるものとします。
どの違反を1回と判断するかは微妙なところです。2回目の違反が、初回の違反から数日後あるいは数週間後に起こった場合には、勿論2回目と判断されてそれだけ厳しい罰則が課せられますが、ある会員が5年後に2度目の違反を起こした場合は、初回よりも厳しい罰則が加えられるとは限りません。これもリスト管理者の判断によります。
「使用上の注意」については、リスト管理者宛にお問い合わせください。
記事全文
2007年7月25日
JATの設立20周年を記念し、優秀な新人実務翻訳者の発掘と奨励を目的として2004年に始められたコンテストです。応募資格は実務翻訳(放送・映像翻訳も含む)経験3年未満の方で、JAT会員・非会員は問いません。年1回開催され、部門は日英翻訳部門と英日翻訳部門、応募料は無料です。両部門の第1位受賞者は、世界の英日・日英翻訳者が集まって研究発表を行なう国際会議 (IJET)に招待されます。
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2007年7月16日
IJET-22は2011年5月14日から15日までシアトル(アメリカ、ワシントン州)で開催されます。最新情報に関しましてはIJET-22のホームページをご覧ください。
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2007年7月16日
英日・日英翻訳(IJET)国際会議は、日本語/英語の翻訳者たちが顔を合わせ、知識や技術を共有し、ネットワークを築く場として、約22年前に日本翻訳者協会(JAT)によって始められました。
以来IJETは、実り多い年次会議へと成長を遂げてきました。IJETは日本と海外の会場で交互に、毎年開催されています。IJET-22は2011年5月14日から15日までシアトル(アメリカ、ワシントン州)で開催されます。
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