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English, Japanese

Target Language

English, Japanese

Specialties

契約書その他の法律文書の翻訳

Background

山本志織 法律事務所パラリーガル。東京大学法学部卒業、東京大学大学院法学政治学研究科修了(法学修士・英米法専攻)、米国テンプル大学ロースクール修了(LL.M.)。国際商取引学会会員、一般社団法人GBL研究所会員、JATLAW(日本翻訳者協会法律翻訳分科会)運営委員会委員(2012年-2023年)。

●執筆書籍:
『アメリカ契約法の基礎』(Amazon POD/Kindle、2020年)
『法律英語から見る法律翻訳』(Amazon POD/Kindle、2024年)
・『法律英語の楽しさを伝える、法律事務所翻訳者によるエッセイ集』(自費出版、2024年)

●論文:
・「(報告シラバス)アメリカにおける契約締結前の責任とレター・オブ・インテント」『国際商取引学会年報2022年 第24号』
・「アメリカにおける契約締結前の責任とレター・オブ・インテント」『国際商事法務(2021年9月号)Vol.49 No.9』(一般社団法人国際商事法研究所)
・「用語・表現・文章・条項のグロッサリー付き 文書別・法務翻訳の基本ルール」『ビジネス法務2020年12月号』(中央経済社)
・「アメリカ契約法の基本原則・概念から詳説する 契約書ドラフティング・レビューの着眼点と修正例」『ビジネス法務2019年1月号』(中央経済社)
・「外国法人に対する人的裁判管轄権 J.McIntyre Machinery v. Nicastro」『アメリカ法判例百選』(別冊ジュリスト213号、有斐閣、2012年(共著))
・「契約違反による救済手段 ~米国法上の救済手段としての損害賠償とは~」(法律専門オンラインサイトLexisNexis AS ONE、2020年5月7日)
・「当事務所の英文契約勉強会について」(職場ニュースレター番外編、2024年10月18日)
・「法律翻訳における法律英語の活用のコツ」(職場ニュースレター番外編、2023年7月14日)
・「専門知識の効率的な学び方 法律・契約書編」『最新版 産業翻訳パーフェクトガイド』(イカロス出版、2023年)
・「法律翻訳の学習方法~法律事務所で翻訳に従事している経験から~」『通訳翻訳ジャーナル2016年春号』(イカロス出版)

●学術論文の翻訳:
「日本および諸外国における消費者信用市場を改革する上で製品安全性規制から得られる教訓:実証的規範主義」『新世代法政策学研究第18号(2012年11月号)』(北海道大学グローバルCOEプログラム「多元分散型制御を目指す新世代法政策学」)
・「アメリカ刑事法における重罰化傾向について」『アメリカ法1998-2』(日米法学会)

●書籍の法律用語監修:
『正義の行方:ニューヨーク連邦検事が見た罪と罰(原題:Doing Justice - A Prosecutor's Thoughts on Crime, Punishment and the Rule of Law)』(プリート・バララ、早川書房、2020年)
書評 産経新聞(山尾(菅野)志桜里・衆院議員(当時))
書評 日経新聞

●オンライン連載記事(弁護士ドットコムのBusiness Lawyers):
(全9回)法律事務所パラリーガルの英文契約書翻訳ノート
第1回 米国法と米国契約法の概要、英文契約書の全体構造
第2回 英文契約書の冒頭の規定、Whereas条項
第3回 英文契約書の表明保証
第4回 英文契約書の誓約、クロージングの前提条件
第5回 英文契約書の保証の否認、責任の制限、秘密保持
第6回 英文契約書の不可抗力、権利不放棄、見出し
第7回 英文契約書の分離可能性、完全合意、譲渡禁止
第8回 英文契約書の準拠法、管轄裁判所、紛争解決
第9回 英文契約書レビューの相談時の条件確認

(全3回)企業法務担当者のための英文翻訳レベルアップ勉強法
第1回 法律事務所の翻訳者はどんな業務をしているか
第2回 英米法の知識をもとにどう適切な翻訳を当てるか
第3回 法律事務所の翻訳を依頼する際の留意点は何か

●各年版『翻訳者の目線(Translator Perspectives)』(JAT発行エッセイ集)に寄稿しているエッセイ:
*各年版の『翻訳者の目線』はこちらのページの右下リストよりダウンロード可能です
・2024年「法律英語の、自分なりの「研究」の楽しみ」
・2023年「『アメリカ契約法の基礎』を執筆した理由・趣旨」
・2022年「英文契約書の翻訳に関する一考察~アメリカ契約法における契約解釈~」
・2021年"The Gifts That Legal Translation Has Given Me"
・2020年"Igniting Sparks Between Legal Translators and Lawyers"
・2019年"What Legal Translation Means to Me ~Not Merely Translation, But a Fruit-Bearing Tree"
・2018年「法律翻訳者の一考察―契約は守るべきであるか否かという価値判断をめぐる相違する考え方」
・2017年「自分のexpertiseを問う―法律翻訳者、それとも法律専門家?」
・2016年"My Experiences as an In-house Legal Paralegal and Legal Translator ~Legal Translation as a Legal Profession~"
・2015年「法律翻訳に関する簡単な考察」

●書籍の編集協力:
・『決定版 英文契約書』(日本能率協会マネジメントセンター、2022年)
・『英文契約書の読み方(第2版)』(日経BP日本経済新聞出版本部、2020年)
・『英文契約書の書き方(第3版)』(日本経済新聞出版、2019年)
・『知的財産・著作権のライセンス契約』(三省堂、2019年)
・『英文ビジネス契約フォーム大辞典』(日本経済新聞出版、2019年)
・『山本孝夫の英文契約ゼミナール』(レクシスネクシス・ジャパン、2016年)(第一法規、2018年)
・『英文ビジネス契約書大辞典 増補改訂版』(日本経済新聞出版、2014年)

●講演:
・「企業法務系の法律翻訳と法律英語の習得方法」(企業法務実務研究会、2024年9月6日)
・「アメリカにおける契約締結前の責任とレター・オブ・インテント」(国際商取引学会、東西合同部会、2021年7月17日)
・「米国法上の契約違反のコモンロー及び衡平法上の救済手段」(一般社団法人GBL研究所、定例研究会、2020年1月25日)
・「英文契約の基本的条項のリーガル・トランスレーション及びアメリカ契約法の基礎」(JATLAW、2018年3月17日)
・「法律英語の学習方法(基礎編)~法律事務所の翻訳者として~」(新橋・法務レクチャー会(TAYL)、2017年5月19日)